March 10, 2008

実録無痛分娩(二人目)・その3 <病院決定>

根性と相談したけれど、
とにもかくにも麻酔分娩は、はずせなかった。

候補その1病院のIレディースクリニックは
最後の保険として頭の隅に置くことにして、
その後ネットで病院候補をしぼり、他にめぼしい候補が2箇所増えた。
候補その2/A病院

ここだ!と思った第一希望のA病院は、
3月に電話したにもかかわらず、
なんと既に8か月先の11月20日まで予約で埋まっていた。

つまり、家で妊娠かも!と早い内に検査薬を使った時点でも
予約が埋まってしまうほどの大大人気の病院なのだ。

私の単純計算予定日は11月18日。なんてこった〜。
あと2日早く動いていれば
間に合ったかもしれなかったのに。

この病院は、分娩スタイルが多種多様で妊婦の希望に応じてくれるらしい。費用も相場の平均。
某病院の人気医師が独立した出来たての病院で
もんのすごくメンタルケア、技術ともにネットでの評判が良かった。

猛スピードで予約が埋まってしまう理由は、
個人院のためベッド数が限られ、
ただでさえ期待できる医師がいる上に、
不妊治療にも力を入れていて、
不妊治療からめでたく懐妊したプレママが
そのまま出産の予約を入れるためなのだそうだ。

地団駄ふもうがゴネようが、
埋まっているものは埋まっているのだ。あきらめよう。



候補その3/N病院

逃がした魚(候補その2病院)は大きかったんだろうな……。
とはいえ探さないことには(鼻息)。
気合いをあらためてもうひとつの病院を本格的に検討し始める。
そこは無痛分娩がメインらしいのだ。
無痛分娩をしている病院を選ぶ基準は、
麻酔をする先生のこなしてきた数に他ならないと思っている。
サイトに「私はこれまでに1000例以上の経験があります。」とあったのが決めてになった。

これまでにも数人から、麻酔分娩をしたのに痛かったとか、
帝王切開の硬膜外麻酔にもかかわらず痛かったとか、
いたーいハナシを聞くことがあり、
硬膜外麻酔をする医師のテクニックを重視しないと、
結局痛いことになりそうだからだ。

一人目の出産の時、70年代から無痛分娩ばかりをしてきたT先生は、
それ以前、産院を開く前は、総合病院で麻酔科の医師をしていたのだそうだ。
そのハナシを母親学級の時に本人から聞き、なおさら安心したのを覚えている……。


Iレディースクリニックよりは遠いけれど、
車でなら一人目の時よりはよっぽど近い距離だ。

ネットでの評判も医師に限っては上々だ。
なにやらスタッフさんの対応の評判が悪く、
病院はあまりキレイではなさそうだったけど、とにかく電話をかけてみた。

電話での対応は良かったし、
なにより無痛費用が通常分娩プラス3万と破格!
サイトにお値段が明朗会計に載っているあたりも潔い。

時間外、休日対応、個室ベッド差額マックスで見積もっても49万5千円、
うまくいけば無痛分娩であるにもかかわらず38万円で済みそうだ。
近所で普通分娩したってもっとかかるのに。

9月までは予約がいっぱいらしいが、こちらの出産予定は11月。
分娩方法が無痛でこのお値段。
げんきんなもので、メンタルケアがさほど悪くとも
そのお値段であの出産ができるなら
スタッフと相性が悪くても笑って挑めそうな気になってくる。
一人目の時は100万円ほどかかった。
迷っているIレディースクリニックは60万円だ。
まずは診察に行って来て、よっぽどのことでなければここに決めたい。
無痛なのに安い。今のところ電話の対応も悪くなかった。
こんなことってほんとにあるの?と半信半疑になるほどだ。


なお、Iレディースクリニックの出産費用は、

通常/産後5泊6日で50〜55万円前後
和痛分娩/通常価格+約6万円(つまりは高くみて約61万円)


2006年3月末某日

電車で数駅、ドアtoドアで30分のN病院へ。

新しくはないけれど、不衛生さを感じるような古さではない、
それなりの築年数を醸し出している個人病院。

受付の女性達はとっっっっても感じが良い。

ネットでの噂通り、なるほど担当医は濃い顔立ちだ。
カッコイイかどうかは好みの問題なのでさておき、
やあ!ハンサム君!と心でつぶやく。

内診は、普通。丁寧でもなくていたって普通。

経産婦で無痛希望の旨をつげると、先生の顔が一瞬曇った。



「う〜ん。。。。。家がけっこう遠いですよね。
無痛を希望ということですが、近くでやっている病院はないの?」



むむ、門前払いか。


「遠いですかね?以前もこのぐらいの距離の病院で出産したものですから。
近くで麻酔分娩をやっている病院はあるんですけど……、
正直、相性が悪そうなことと、和痛分娩ということで踏み切れなくて、
まずはこちらの病院でオハナシを聞いてからと思って」



「うん、相性はありますからね。
というのも、今回二人目でしょ。
二人目って、一人目の時と違って、
ほんっっっとうに陣痛きて5分で生まれちゃったりするわけなんですよね。
そうすると、こちらに車で向かってくる最中に生まれてしまう可能性もあって、
ボクとしても責任もてなくて怖いわけですよ。」


……その理屈はわかります。
でも、そこをなんとか!

「ちなみに、無痛分娩についてはどのように進行していくのでしょうか?
以前も経験していて、どのタイミングで麻酔を使うのかが一番聞きたかったのですが。
あとは、実際、看護士さんのお手並みなんかも気になりますけれど」


「うちは、麻酔のタイミングは希望にまかせますよ。
管だけ通しておいて、陣痛からとめてもいいし、生む直前だけ使ってもいいし。
どんなタイミングで使っても、プラス3万のみです。」


ほんとにプラス3万だけでいいらしい!
大体どこの病院も、麻酔の使用量でお値段がうん万円もかわるこのご時世に、
好きなタイミングで麻酔をしてくれてプラス3万だけですと!


「ものすごく、理想通りなのですが、こちらでお願いするのは難しいでしょうか?」


「麻酔じゃなくちゃ、嫌なの?」


「嫌なんです。あまりにも前回のお産が良かったもので。」


「うちはなんだかんだいって、90%の人が麻酔を希望してますし、全部ボクがやってます。
麻酔を希望する気持ちはわかるんだけどね……。
じゃ、条件があります。
計画出産として、前回出産した38週から入院すること、
それから24時間対応の近所の病院にぎりぎりまで通って、
うちには最後とその直前の数回に来ること。」


「それでお願いします〜」


以前も会社の近くと出産した病院とかけもちだったけど、
出産病院では、近くの病院にむしろなるべく行くようにだなんていわれなかった。
たくさん、自分のところに来ないと、ダメ!ぐらいいわれていた。

出産間際だけ通う方がとっても好都合だ。


「計画出産だから、促進剤も使うけど。どのタイミングで麻酔を使いたいの?」


「できれば最初からが希望なのですが、
今回は我慢できるところまで我慢したいとも思ってます。
まだ具体的には決めてませんが。」


「そんなに、痛みに弱いの?もしできれば陣痛は今回は体験してみたら?
麻酔してると、やっぱりいい陣痛がなかなか来ないからさ。」


けして嫌な言い方ではなかった。

麻酔分娩な以上、促進剤はどちらにしても使うものだと思っていたので、しかたがないと思っている。


「ではそれでお願いします。
あの、計画出産のように、あらためて入院すると
入院期間も延びて費用もかさんだりするのでしょうか?」


「そんなことはないよ。どちらにしても40万以内には収まるはずだよ。」


これまでの無痛分娩の費用イメージは、
メーターが上がるごとに1万円増えていく感じだった。

お金にどん欲さがない病院だな〜。
ついつい妊娠中は、ネガティブになることがわかっているわたくし。
儲けるために、あ〜なのではないかこ〜なのではないかと疑心暗鬼にならなくてすむ。
明朗会計ってなんて安心なんだろう。
Iレディースクリニック、サヨウナラ〜。
ということで、机上の予定日である11月18日に予約をいれた。
下の子物語は、この病院からきっと始まるのだー。

ここに次回行くのは20週になったらでOK、
まずは近所の病院に行き、予定日が確定したら電話で伝えることになった。

そうとなったら、地元で評判の良いK産婦人科に行こう。
あそこはもともとお産をやっていない診察のみの病院だ。
提携しているお産病院は、救急外来もある総合病院だし、
提携していない病院で出産しても、紹介状を快く書いてくれるらしいし。
K産婦人科に予約しなくっちゃ。

続く




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